「人のセックスを笑うな」を観ました
この映画はとにかくつらかったですね。特に前半、松山ケンイチと永作博美がひたすらイチャイチャするところがものすごくつらかったです。なぜかというと私は美術系大学を一応出ているのですが、そのときのショッパイ気持ちがふつふつと湧き出てしまうからです。もう30になったというのに未だに大学時代のことを抱えているという事実に気づいて、「うおお…やめでぐれえ…」みたいになっていました。
おそらく多くの女がなれないタイプの女性であるところの永作博美がこの役を演じているところと、松山ケンイチが私のタイプだということがまたつらくて、「そりゃ永作だったらなんとなくいくつも年下の美大生の男をなんとなく触りたいから♡みたいな理由で連れ込んで脱げ脱げ言っても成功するだろうな…自分だったら逃げられちゃって赤っ恥だよ…」という感じがあり、なんかつらかったですね。「永作を自分に置き換えること自体が間違っているんだよ」ともうひとりの私が言い、「んなことはわかってるよ!!クソ!!」みたいに益々興奮してしまうみたいなことが私内でありました。
でも永作に旦那がいるということがわかってから、スーッとそんな気持ちが消え去っていきめでたしめでたしという感じがありました。
最後のほうで蒼井優がイチャイチャするところでは「ハァ?」みたいな感じでキレてしまいましたけどね。